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2014年9月3日水曜日

蘇る恐怖の名作、安部公房『友達』上演へ:笛井事務所



笛井事務所による『友達』再演の記事が、次のURLに掲載されましたので、お伝えします。



演出には文化庁新進芸術家海外留学制度によってブロードウェイ研修を積み、今年2月に嶽本野ばら原作・いしだ壱成主演の「破産」を演出して好評を博した文学座注目の若手・望月純吉、プロデュースは無名塾出身の女優でテレビドラマ等に出演の後、単身渡米し、ニューヨーク留学中に演劇プロジェクト・笛井事務所を立ち上げた奥村飛鳥が手掛けます。


【上演詳細】

日程 2014年9月18日(木)~21日(日)
劇場 明石スタジオ(東京・高円寺)
出演 土田卓 山本祐梨子(劇団俳優座)奥村飛鳥 桂憲一(花組芝居)、他
チケット 3500円~4200円

※タイムテーブル等は笛井事務所Facebookページ(http://www.facebook.com/FeyOffice)を参照


【作品について】

1967年に発表された「友達」は数ある安部公房戯曲の中でも、最も人気のある作品であり、不変の人間社会を描いています。

近年では2012年に起きた尼崎での事件に酷似していると言われ、衝撃が走りましたが、安部公房ファンマガジン「もぐら通信」を発行するコアなファンからは、インターネットやSNSなど情報やツールが溢れる中で他人との付き合い方に悩んだり、コミュニケーション不足によるトラブルに苛まれる私たち現代人の日常にこそ、安部公房が「友達」によって提起した問題が潜んでいると考えられています。

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