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2014年6月6日金曜日

「ピカソの石版画」から「泣く女」へ―ポール・オースター『幽霊たち』と安部公房『燃えつきた地図』

読者のみなさんへ、

第22号(6月末発行予定)のニュース&記録のページでお伝えするには、遅すぎますので、この場を借りて、次のような、安部公房に関する比較文学的な発表のあることを読者である、あなたにお伝えします。

6月14日(土)、6月15日(日)に成城大学で、日本比較文学会第76回全国大会が開催されます。

二日目、即ち15日(日)に亘り研究発表が行われ、そこで、九州大学博士課程にいらっしゃる大場健司さんが、安部公房とポール・オースターについての研究発表を行うことになりました。

大場さんについては、第21号の『私の本棚より』でご紹介した通りです。

大場さんの、成城大学での演題は「「ピカソの石版画」から「泣く女」へ―ポール・オースター『幽霊たち』と安部公房『燃えつきた地図』」です。

この発表で、大場さんは、安部公房『燃えつきた地図』とポール・オースター『幽霊たち』を、ピカソの絵画や勅使河原宏の映画、カフカ『変身』などとの関連から論じる予定です。

全国大会プログラムのURLは、次のところにありますので、ご覧下さい:

http://www.nihon-hikaku.org/katsudo/katsudo1.html

大場さんの発表の詳細は次の通りです。
タイトル:「ピカソの石版画」から「泣く女」へ―ポール・オースター『幽霊たち』と安部公房『燃えつきた地図』
時間:2014年6月15日(日曜日)10:00-12:20
場所:成城大学3号館B室(312教室)

『燃えつきた地図』の読者であるあなたも、是非一度大場さんの発表をお聴きになっては如何でしょうか。
編集部も行きたいと考えています。

一般の方でも、聴講可能です。

では、よろしくお願い致します。

もぐら通信編集部

(*)大会プログラムのホームページでは、タイトルが「ピカソの赤飯画」となっておりますが、これは「石版画」の間違いです。

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