tag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.comments2022-04-01T08:31:08.496+09:00Abe Kobo's Place(安部公房の広場)岩田英哉http://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comBlogger42125tag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-16847207435861053742021-05-21T14:06:00.485+09:002021-05-21T14:06:00.485+09:00もぐら崇信の申し込み方もぐら崇信の申し込み方岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-16199065192403269262021-05-18T17:21:35.966+09:002021-05-18T17:21:35.966+09:00Joさん、takranke2003@yahoo.co.jp にご連絡ください。心配かけて済みませんで...Joさん、takranke2003@yahoo.co.jp にご連絡ください。心配かけて済みませんでした。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-44014797113062884082021-03-23T00:32:27.929+09:002021-03-23T00:32:27.929+09:00岩田さんへ:お元気ですか? ずっと連絡を取りたかったのですが、メールが届きません。 今日またメールが...岩田さんへ:お元気ですか? ずっと連絡を取りたかったのですが、メールが届きません。 今日またメールが戻ってきたから、ここにこのメッセージを残しておきます。 岩田さんまたご連絡を差し上げたいと思います。市川より。JoKmzhttps://www.blogger.com/profile/09922038092317403394noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-11677800965184017432019-12-20T09:57:44.752+09:002019-12-20T09:57:44.752+09:00木石岳という方、安部公房の動画のコメント欄で指摘されていましたが、”図書館の本を借りパクしたことを自...木石岳という方、安部公房の動画のコメント欄で指摘されていましたが、”図書館の本を借りパクしたことを自慢するYouTuber”ですよね。<br />そのような方に連載を依頼するとは、すばらしい人選です。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/15051150737596948081noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-61480518810823184302018-09-06T23:09:00.268+09:002018-09-06T23:09:00.268+09:00言葉尻をつかまえて「安部公房はヒドイことを言うなあ。」などという解釈は余りにも、この小説の読み方とし...言葉尻をつかまえて「安部公房はヒドイことを言うなあ。」などという解釈は余りにも、この小説の読み方として視野が狭小すぎるのではないか。<br />もっと大きくこの事象を捉えて、あなたのすぐ隣に立っている「現実」と見比べてみるべくだろう。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/17690059701371279441noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-57871667291277012892017-02-06T12:58:31.196+09:002017-02-06T12:58:31.196+09:00こちらこそ、この広場で様々な考察が見られてとても嬉しく思っております。
「弱者を進化の原動力と見る」...こちらこそ、この広場で様々な考察が見られてとても嬉しく思っております。<br />「弱者を進化の原動力と見る」<br />おっしゃる通り、この思想が広まっていれば相模原の事件は起こらなかったと思います。<br />安部公房は小説について「無限の可能性が広がっているのが小説であり、読者が難解な迷路だと思えばそれは迷路でいいんだ」<br />この様なコメントを残しています。<br />時代が加速する事に、歳を重ねる事に、自分の周りの環境が変わる事に姿形を変える安部文学が私は好きです。<br />これからもこちらの広場にお邪魔させて頂きたいと思います。<br />もうご存知かも知れませんが、youtube に安部公房のインタビューが残っているので、このコメントを見ている全ての方の為に貼り付けて置きます。<br />https://youtu.be/7vJF19xQDDIAnonymoushttps://www.blogger.com/profile/18282092383505259914noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-63918357047846273932017-01-28T00:38:15.980+09:002017-01-28T00:38:15.980+09:00yoro 148さん、コメントありがとうございます。
「とは言っても色々な角度から見る事が出来る安...yoro 148さん、コメントありがとうございます。<br /><br />「とは言っても色々な角度から見る事が出来る安部文学は現代に於いても必要とされている事は間違いありせんね。」<br />ということについては、まったくその通りですね。先日『方舟さくら丸』の読書会をしましたが、現代への予言のように思えたほどでした。<br /><br />「弱者への愛」については、安部公房はその後「弱者とは何か」ーそれは「私たち自身であり、社会的には進化の原動力であるーという思想に発展します。(https://abekobosplace.blogspot.jp/2012/09/blog-post_29.html 弱者とは何かー安部公房の愛の思想 参照)<br />弱肉強食の進化論でなく、弱者を進化の原動力と見るこの思想が広く世に受け入れられていれば、先の相模原市障がい者大量殺傷のような事件も起こらなかっただろうに、と残念です。<br />このように安部公房は今の世にも生きている、と感じられますね。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/06276175572273812189noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-10838235261221704792017-01-06T04:28:53.801+09:002017-01-06T04:28:53.801+09:00
おっしゃる通りだと思ひます。安部公房の主人公は皆アウトロー、即ち世間の目から見ればみな法律の外に生...<br />おっしゃる通りだと思ひます。安部公房の主人公は皆アウトロー、即ち世間の目から見ればみな法律の外に生きる犯罪者です。この犯罪者や犯罪といふ言葉を使って安部公房の文学と主人公の性格を明確に言い切ってゐるのが、松岡正剛ですね。私も全く同感します。yoro 148さんも既にお読みかも知れないけれども、他の読者の方たちのためにURLを此処に引用します:<br />http://1000ya.isis.ne.jp/0534.html<br /><br />「色々な角度から見る事が出来る安部文学は現代に於いても必要とされている事は間違い」ないことについても同感です。私は此れを「二十一世紀の安部公房論」と読んでをります。yoro 148さんも「二十一世紀の安部公房論」をお書きになつては如何でせうか。そして、もぐら通信にご寄稿下さい。よろこんで掲載致します。<br /><br />安部公房と共にゐる佳き新年でありますやうに。<br /><br />岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-60381485253001830002017-01-06T04:28:30.607+09:002017-01-06T04:28:30.607+09:00このコメントは投稿者によって削除されました。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-49429425572096782472017-01-06T00:26:55.591+09:002017-01-06T00:26:55.591+09:00安部公房は一時期、自らの血液を売らなければやっていけない程貧困に苦しんだ時期があったそうです。自らが...安部公房は一時期、自らの血液を売らなければやっていけない程貧困に苦しんだ時期があったそうです。自らが弱者だった事が「公然の秘密」を執筆するに至った最大の理由と思います。<br />私は「弱者への愛はいつだって殺意が込められている」とは自身の体験と世間への皮肉が込められた物のように感じました。<br />警察による浮浪者取り締まりに遭ってしまった乞食の男性からアイデアを得た「箱男」などの作品からも、安部公房がアウトローにフォーカスしていた事は明らかです。<br />とは言っても色々な角度から見る事が出来る安部文学は現代に於いても必要とされている事は間違いありせんね。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/18282092383505259914noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-86675951221549284142016-05-29T09:15:30.441+09:002016-05-29T09:15:30.441+09:00こちらこそ、よろしくお願いいたします。ブログのご投稿を楽しみにしております。こちらこそ、よろしくお願いいたします。ブログのご投稿を楽しみにしております。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-20137790817239260782016-05-29T08:21:21.480+09:002016-05-29T08:21:21.480+09:00岩田様、取り上げていただき心から感謝致します。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。坪内啓岩田様、取り上げていただき心から感謝致します。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。坪内啓坪内経営法務事務所https://www.blogger.com/profile/04298543620295980316noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-44737361956025722442016-01-18T06:14:50.480+09:002016-01-18T06:14:50.480+09:00いつも大変お世話になっております。「東鷹栖安部公房の会」柴田と申します。
1月23日(土)、安部公房...いつも大変お世話になっております。「東鷹栖安部公房の会」柴田と申します。<br />1月23日(土)、安部公房『無名詩集』朗読会を行いますことをお知らせ申し上げます。<br />https://twitter.com/NOGUCHIS7<br />https://youtu.be/vnws-bUcGtU<br /><br />安部公房 ~サウンド・音楽と映像による朗読会<br />『無名詩集』朗読会<br />「存在」とは何か? 「夜」とは何か?<br />「一瞬に於る夜の具体的直覚」とは何か?<br /><br />日 時 : 2016年1月23日(土) <br /> (開演 13 時 30 分 終演 15 時 00 分)<br /> 場 所 : 東鷹栖公民館 会議室 (旭川市東鷹栖4条3丁目)<br /> 参加費 : 無料<br /> 主 催 : 東鷹栖公民館 ・ 東鷹栖安部公房の会<br /><br />「抒情への巣ごもりの拒否と、悪夢と化して走る獣の決意、それが安部公房の出発点である」(新潮日本文学アルバム『安部公房』より)<br /><br />・旭川ゆかりの世界的作家・安部公房が1947年(昭和22年)、23歳のときに出版した『無名詩集』の朗読会を行います。<br />・解説では安部公房が20歳の時に書きあげた詩論『詩と詩人』より、戦中・戦後の混乱期に故郷を失い、故郷を求め、現実と対決した安部青年の決意に迫り、安部文学の原点を探ります。<br />・音楽・サウンドと映像による新しいタイプの朗読会を企画致しました。《東鷹栖安部公房の会》会員による朗読、解説、制作動画(映像作品)をお楽しみください。(安部公房が所有していたシンセサイザーEMS Synthi AKSの音色と映像資料をご紹介します<br /><br />お問い合わせ先 : 東鷹栖公民館 0166-57-2622<br />https://www.facebook.com/nozomu.shibata.94Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/08535269182197968896noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-65994725697518036622015-05-31T09:10:02.564+09:002015-05-31T09:10:02.564+09:00やあ、西村、コメントどうもありがたう。すべて貴君のおつしゃる通りですよ。文化大革命にそれぞれの師匠と...やあ、西村、コメントどうもありがたう。すべて貴君のおつしゃる通りですよ。文化大革命にそれぞれの師匠と一緒に反対声明をだしたといふことは、大変に重要なことですね。それこそ、反時代的な考察と洞察の賜物です。1950年代を安部公房と苦楽を共にした周囲の左翼の作家たちも全くこの声明が何を意味するのかを理解できなかつた。さう、「三島さんと安部さんが芸術や言葉に対し、共通認識を持っていたことを」三島由紀夫の死後、安部公房は、三島君とは「言葉によつて存在する」といふこの考えを共有してゐたと明言してをります。また、「文化への政治主義の侵略に対する危機感を共有していた」といふ指摘も全くその通りです。安部公房は、三島由紀夫全集の月報に一文を寄せて、その題を「反政治的な、余りに反政治的な」として三島由紀夫が日本の文化を護らうとした姿を実に的確公平に安部公房の読者に伝えてをります。「ぼくらに共通していたのは、たぶん、文化の自己完結性に対する強い確信だったように思う。文化が文化以外の言葉で語られるのを聞くとき、彼はいつも感情的な拒絶反応を示した。しかもそうした拒絶反応が、しばしば三島擁護の口実に利用されたり、批判や攻撃の理由に使われたりしたのだから、ついには文化以外の場所でも武装せざるを得なくなったのも無理はない。(略)文化的政治論も、政治的文化論も、いずれも似たようなものである/反政治的な、あまりに反政治的な死であった。その死の上に、時はとどまり、当分過去にはなってくれそうにない」(1976/1/25)。この言葉を日本文学史の上に置くとき、この安部公房の言葉は、その前の言葉と存在についての引用をも併せて考えますと、言葉は言葉からしか生まれず、従い文藝は文藝からしか生まれない、これが文化の自立性・自律性であり独立性であると安部公房はいつてゐるのです。貴君の講演、本当に楽しかったし、知的な刺激にあふれてをりましたよ。西村らしいいい講演でした。次回も次々回も楽しみにしてをります。何しろ用意した原稿のうち2ページしか進んでゐないのだから。では、また、岩亭岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-22678139661845354682015-05-31T01:23:54.496+09:002015-05-31T01:23:54.496+09:00岩田君、昨日の講演会の感想をありがとう。早速、このエントリーをSNSでシェアします。
僕は『源泉の感...岩田君、昨日の講演会の感想をありがとう。早速、このエントリーをSNSでシェアします。<br />僕は『源泉の感情』という対談集は大好きですが、特に三島vs安部の対談が最高ですね。<br />昨日は時間が足りなくて言及できなかったが、文化大革命への抗議声明を三島、川端、石川淳、安部の4人で出したことが非常に重要です。<br />それだけ、三島さんと安部さんが芸術や言葉に対し、共通認識を持っていたことを表している。文化への政治主義の侵略に対する危機感を共有していたのです。<br />そして、45年後の21世紀の今、ますます〈文化それ自体〉は危機に瀕しているのではないでしょうか?<br />幸い、昨日の講演は好評で、主催者からも是非続きを、と言われているので、三島論執筆のスケジュールと関係なく、昨日の講演の続きを行ないたいと思っています。<br /><br />西村幸祐Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/02053094560664535959noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-41485298967346986712015-04-08T20:55:44.221+09:002015-04-08T20:55:44.221+09:00やあ、banさん、コメント、ありがとうございます。その通りですね。前回の転載のときも、そうでしたが、...やあ、banさん、コメント、ありがとうございます。その通りですね。前回の転載のときも、そうでしたが、実に貴重な証言の連続でした。今度は、もっと本格的に書いてくださると思いますので、間違いなく『近代文学』のことも回想されることでしょう。ヘンリー・ミラーもきっとでてきますね。楽しみにしております。<br /><br />また、安部公房全集未収録の資料が手元に幾つもありますので、これらもこれから順次毎号掲載をして、安部公房の読者にお届けしたいと思っております。<br /><br />コメント、ありがとうございました。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-85298874349164118232015-04-08T09:38:41.701+09:002015-04-08T09:38:41.701+09:00岩田さん、中田さんの連載は価値あるものになると思います。安部公房のみならず、埴谷はじめ「近代文学」の...岩田さん、中田さんの連載は価値あるものになると思います。安部公房のみならず、埴谷はじめ「近代文学」の作家たちについての中田さんの回想も期待します。さらにひろがって、ヘンリーミラーについても。嬉しい連載です。banhttps://www.blogger.com/profile/04696847171084735046noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-2251827438927837342014-01-01T16:42:39.071+09:002014-01-01T16:42:39.071+09:00ありがとうございます。
恐らく地図が有るとスムーズに見つける事ができると思います。
是非とも宜しくお...ありがとうございます。<br />恐らく地図が有るとスムーズに見つける事ができると思います。<br />是非とも宜しくお願い致します。<br />Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/15267951470021316964noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-15553013534465331322014-01-01T16:27:13.505+09:002014-01-01T16:27:13.505+09:00イゲタチヒロさん、コメントありがとうございます。住所は、若葉町1−22−10です。必要ならば地図(手...イゲタチヒロさん、コメントありがとうございます。住所は、若葉町1−22−10です。必要ならば地図(手書き)をお届けします。メールアドレスをeiya.iwata@gmailcom宛にお送り下されば、Google Driveにあるわたしの地図を共有することができます。よろこんでお伝えしたいと思います。わたしもこの三が日に行こうと思っております。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-18135232809381479812014-01-01T16:10:07.377+09:002014-01-01T16:10:07.377+09:00昨日、記事を拝見させて頂きました。
早速行ってきましたが、どの建物か良くわかりませんでした。
実篤館...昨日、記事を拝見させて頂きました。<br />早速行ってきましたが、どの建物か良くわかりませんでした。<br />実篤館の傍も見て周りました。<br />どの建物なのでしょうか?Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/15267951470021316964noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-73593308424601145762013-02-10T03:20:36.615+09:002013-02-10T03:20:36.615+09:00はじめまして、Kindleまとめサイト「きんどるどうでしょう」と申します。
きんどるどうでしょう
...はじめまして、Kindleまとめサイト「きんどるどうでしょう」と申します。<br /><br />きんどるどうでしょう<br />http://kindou.info/<br /><br />18歳、19歳、20歳の安部公房を拝見して御連絡しました。現在、Kindle作家さんにインタビューという企画を実施しているのですが、<br /><br />KDP最前線<br />http://kindou.info/category/kdpfrontier<br /><br />宜しければメールにてお話をお伺いさせていただくことはできますでしょうか。ご興味頂けましたら弊サイトのコンタクトフォームよりお返事頂戴できれば幸いです。<br /><br />よろしくお願いします。Anonymousnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-26154140872323688922013-01-07T13:41:52.792+09:002013-01-07T13:41:52.792+09:00かもめ日報さん、
こんにちは、
メールをありがとうございます。
おっしゃっていることは、当たっ...かもめ日報さん、<br /><br />こんにちは、<br /><br />メールをありがとうございます。<br /><br />おっしゃっていることは、当たっているのではないかと思います。<br /><br />10代の安部公房は詩を専らとしておりました。それから、言語とは<br />何かという問いに思考を集中させていましたし、また宇宙の構造と<br />自分自身のあり方、生き方について死力を尽くして考え抜く生活を<br />しておりました。<br /><br />これは、安部公房全集の第1巻を読むと、よくわかります。<br /><br />安部公房の最初の世にでた小説は「終りし道の標べに」(1947年、<br />23歳)ですが、これを書いたのも、本人の意識としては小説では<br />なかったのです。それは、言語と人間の意識と存在(人間と宇宙の在り方)に<br />関する思索の記録として書いたのでした。それが結果として安部公房は<br />藝術上のどんな範疇に分類されるものかは一切頓着しておりませんでした。<br /><br />このような安部公房ですから、22歳に書いたというこの「天使」においても<br />同じ意識のありかたであったことと思います。<br /><br />安部公房のこころは、書かなければ生きては行けないので、言語を以てして<br />書くのだというこころなのです。(全集第1巻、188ページ。友人宛書簡)<br /><br />そのこころで書いた結果が、それが小説であり、劇作であり、批評である<br />というのが、終生変わらぬ安部公房の生活の在り方です。<br /><br />全集第1巻、270ページに初めて「長ヘン小説、「没落」に着手している。」と<br />あり、このときには少なくとも小説を書くという意識はあったことがわかります。<br />安部公房23歳、1947年75日の上の同じ友人宛の書簡です。<br /><br />この「没落」という長編小説とは、その歳に完成した終りし道の標べに」の<br />ことではないかと推測されます。しかし、この小説も、後年自分では、いわゆる<br />小説を書いたというつもりではなかっといっております。この作品のときに、<br />初めてひとにみてもらおうとして、高校の恩師阿部六郎のところへ持って行った<br />といういきさつがあります。このときに、初めて発表を意識したのだと<br />思います。<br /><br />かもめ日報さんが、作品の発表するという意識を疑ったことは、まったく<br />安部公房の、この当時の創作意識の在り方に触れていて、その通りだと思います。<br /><br />安部公房の広場に書いた、わたしの感想文を契機に、このような交流が生まれて、<br />誠にありがたく思います。<br /><br />今後とも、よろしくお願い致します。<br /><br />岩田英哉拝岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-40827298141215417542012-12-09T14:08:58.429+09:002012-12-09T14:08:58.429+09:00 岩田さん、
初めまして、Hatena Blogでブログを書かせてもらっております、かもめ日報とい... 岩田さん、<br /> 初めまして、Hatena Blogでブログを書かせてもらっております、かもめ日報というものです。<br /><br /> 自分のブログの宣伝のようになってしまい大変恐縮なのですが、Googleで「安部公房 天使」で検索するとかなり上位に上がっておられた記事で、なおかつ「安部公房の広場」という恐らく安部公房氏に、また文学にかなり精通しておられる方かと思いコメントさせていただきました。<br /> 今回コメントさせていただいた件、もしかしたら文学とは少し異なる視点からの質問になるのかもしれませんが、下記当方ブログ記事にあるように、安部公房さんは「天使」を作品として世に出すつもりは無かったのではないかと思いました。<br /><br />安部公房の「天使」を読みながら思ったこと<br />http://kamomenippo.hatenablog.com/entry/2012/12/09/084911<br /><br /> この点について岩田さんはどう思われますでしょうか。<br /><br /> お時間があるときにでもかまいませんので御返答いただければ幸いです。<br /> それではよろしくお願いいたします。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/13744876192018815704noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-15147467289970111102012-11-04T06:38:55.143+09:002012-11-04T06:38:55.143+09:00allenさん、
コメントありがとうございます。詳しく調べて下さって。上の2件の文章、早速読んでみ...allenさん、<br /><br />コメントありがとうございます。詳しく調べて下さって。上の2件の文章、早速読んでみます。もし安部公房がアメリカ論を完成させていたら、きっとマリリン•モンローも出て来たかも知れませんね。岩田英哉https://www.blogger.com/profile/14867908716751107288noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2100383314374067507.post-87070252019905913612012-11-03T20:12:09.643+09:002012-11-03T20:12:09.643+09:00マリリン・モンローの件、安部公房全集で調べました。2件見つかりました。
まず、全集008所収『実験美...マリリン・モンローの件、安部公房全集で調べました。2件見つかりました。<br />まず、全集008所収『実験美学ノートー「LSD」服用実験をみて』の中の一節「モンローの乳房」<br />「まるでホルスタイン乳牛のおっぱいのようで、そのグロテスクさは、全アメリカ女性の恥辱である・・・・・・というわけだ」<br />これは安部が言っているわけではなく、週刊誌で読んだ、アメリカのブラジャー業者のモンロー批判の一言です。<br /><br />次に、全集016所収『モンローの逆説』<br />モンローファンであった安部が、彼女の死を悼んでいます。ウディ・アレンhttps://www.blogger.com/profile/15098034960229804045noreply@blogger.com